再度、12番目のマップ「 ANTILLE 」をやってみる。難易度は星3。自国は青国で生産タイプはフランス。敵国は赤国・ソビエト。初期勢力は都市数が青:赤=1:27。
前回は敵の収入を50にしたにもかかわらず、あまりの勢力差に音をあげた。ただ、勝てる可能性にも気づいた。収入ハンデや生産タイプなどマップ設定の変更なしで挑戦する。
まずは試しに青国の操作をコンピューターに任せて推移を観察する。途中で状況を見たい時は、「ESCキー」を押せば操作を人間に変更できる。
11ターンに赤国の部隊数が上限の48に達した。これ以降は赤国首都の守りは薄くなるはず。つまり、ヘリボーンによる首都奇襲の見込みがある。ちょうど輸送ヘリに歩兵を載せていたところだったので、13ターンから青国の操作を人間に変えた。奇襲部隊は全滅してしまったが、この作戦で勝てるという確信は得られた。
今度は自分で操作する。生産するのは歩兵、輸送ヘリ・シュペルピューマ、装甲車・AMX-10RC、補給車。AMX-10RCを山に置くと戦線を維持して粘ることができる。
10ターンに赤国の部隊数が48に達したが、どうもうまくいかない。歩兵と輸送ヘリの奇襲部隊複数組をマップ中央すこし東に待機させているが、敵の部隊が寄ってきてしまっている。さらにAMX-10RCが粘って戦線が押されていないので、赤国首都近くには敵部隊が多い。
もう一度コンピューターに任せて観察する。コンピューターが青国を担当すると、赤国の部隊数が48に達する10ターンぐらいには青国首都近くまで侵攻されてしまう。でも敵首都を奇襲するにはむしろ都合がいい。このままいけるかもしれないので青国の操作を人間に変えて、歩兵と輸送ヘリ1組を送る。
コンピューターはあまり賢くないので、人間の目から見ると青国の数少ない部隊は無駄に散らばっている。しかし、これが幸いし期せずして陽動作戦ができた。赤国航空機の多くがマップ北側に引き付けられており、首都奇襲の邪魔をされにくい。
途中で損害を出したが、赤国首都に重歩兵を降下させることができた。近くには、戦車1・装甲車2・トラック1・対地攻撃のない対空ミサイル1がある。攻撃機1もいたが赤国首都の部隊を攻撃するとちょうど燃料ゼロになってしまう。たぶん来ないだろうと思ったが、やはり来なかった。
4部隊に攻撃されるとちょっとつらい。1ターン生き延びればいいので重歩兵より歩兵にすべきだったが、コンピューターから引き継いだので仕方ない。全滅してしまったので2回ロードし直した。3回目は対空ミサイルがシュペルピューマの全滅に失敗し、シュペルピューマのZOCが邪魔をして3部隊の攻撃にとどまって重歩兵は生き残った。14ターンに赤国首都を占領した。
エンディング画面には戦車ではなく航空機が登場した。本体マップも含めて最近クリアした時はすべて戦車だった。単なる偶然だろうか。昔はどうだったのだろうか。全く思い出せない。
攻略のポイントをまとめる。
- 山の北側・道路ルートでは敵を青国首都近くまで引き付ける。
- 山の南側ルートでは適度に抵抗する。敵を赤国首都から離したほうがいいが、奇襲部隊を妨害されるようではいけない。特に中央の空港を取られてはならない。敵航空機の行動範囲が広がってしまう。
- おとりを使って敵の部隊、特に航空機を引き付ける。
- ひとつの方向からの奇襲部隊が多すぎると敵を引き付けやすくなってしまうかもしれない。
これで終わりにしようと思っていたが、すこしやる気が出てきた。このマップはがんばればロードしてやり直す技を封印しても、いつかクリアできるだろう。でも当面は他のゲームを優先し、ひとまず中断する。いつか再開するかもしれない。
今回は2時間、累計で37時間半かかった。