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ロイヤルブラッド(21)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

難易度の低いゲームなので息抜きにちょうどいいと思って始めたら、予想以上の収穫があった。以前は気づかなかったことをいくつも発見した。戦場での敵思考ルーチンも、ある程度の形にまとめることができた。

今回の収穫の手助けになったのは、記事を書いたこと自体にあると思う。おぼろげに知っていることを記事にすることで気づきを得られた。書くことには大きな効果があることを再認識した。

難易度が低いので、もの足りないと感じるかもしれない。でもその時は、自分で縛りをかければいいだろう。駒落ちや置き碁に相当するものを考え出すのも一つのゲームだ。

いいゲームだった。

ロイヤルブラッド(20)相談役のセリフ

書いていなかったが、今回一連のプレイで新たな発見をしていた。以前は聞いたことのなかった相談役のセリフを見つけたのだ。前回までに老学者のセリフ1つと、道化師のセリフを2つ発見している。

  • 老学者1「ここが腕の見せどころというやつじゃな」
  • 道化師1「道化はただ今お昼寝中 竜の叫びも乙女の祈りも 起こすことはできませぬ」
  • 道化師2「くるくる回る回転木馬 眠る兵士を優しく抱く」

おそらく老武者と若い娘にも、まだ知らないセリフがあるはずだ。試行錯誤する。データの残っていない相談役は新しくやり直した。

どうやら4人の相談役それぞれにつき、3つのセリフが隠されていたようだ。3つのセリフは数か月ごとにループする。条件もだいたい分かった。制作者としては隠す意図はなかったかもしれないが、厳しい条件だ。

  • 条件1:統治度・土地価値・防災度が全て75以上。そうでないと、「民の怒りは 王への怒り」などのセリフが優先してしまう。
  • 条件2:敵に隣接していない領国。これは絶対の条件ではないかもしれないが、隣接していると「戦じゃ 戦じゃ!!」などのセリフが優先されやすい。
  • 条件3:領国に第5部隊が存在する。宝石魔術師は不可。パスハは可。
  • 条件4:相談コマンドを使う。

終盤に統治度・土地価値・防災度が全て75以上の領国は、数か国ならあるかもしれない。序盤から内政上手な人物を領主にしておけば、十分に可能だ。でもその領国は終盤には前線から遠く離れているだろう。ミスでなければ、パスハ以外の第5部隊が存在することはないはずだ。

条件4は冗談ではない。むしろ、いちばんネックになる条件だ。領国が多くて面倒なゲーム終盤の時点において、どうせ聞いたことがあるはずのセリフを聞くために相談コマンドを使うだろうか。

名声と領国数は条件ではないようだが、参考に書いておく。名声は83、領国数は21の時点で、セリフを聞くことができた。

相談役4人×3種類=12のセリフ全てを書くのは気が引けるので、道化師の3つ目のセリフだけ追加して書いておく。

  • 道化師3「領主様が道化なくては 道化は道化られませぬ どうぞご道化めされませ」

さっさとクリアしろと言いたいのかもしれない。

もしかしたらと思ったが、新しく見つけたセリフを聞ける領国でも王女アヴェールの件は進展がなかった。でも、もういいだろう。

今回は15時間、累計で112時間かかった。これでゲームクリアとする。

ロイヤルブラッド(19)SC4・リアラッハ

シナリオ4「ロイヤルブラッド」のディアス家・当主リアラッハでやってみる。難易度は難しい。

有利な点:当主が優秀。

不利な点:宝石魔術師がいない。強力な第5部隊を持つ王家とブランシェ家・エランに囲まれている。軍事力の高い家臣はいるが、忠誠面で信用できない。

18国は捨てて、17国に兵を集中する。早期にパスハが手に入ったが、前回トルディン家・ジョスリンのようにすぐ領土を広げることはしない。攻め取っても守り切れないからだ。2か国を守れるだけの兵が手に入るまで待つ。

王家にスキが生じた2年目2月に22国ロンディウムを攻め取る。22国は攻めづらいマップだが、ドラゴンがいないと確信できる時こそチャンスだ。敵の第5部隊はスケルトンだった。こちらはパスハなので余裕を持って勝つことができた。

またパスハが手に入ったので、11国を攻め取る。11・17・22国を領国とし11・22国に兵を集中すれば、12・18・19国を攻めやすくなる。

ピルムスと契約した。前回と同じパターンだが、余裕ができるまではしかたがない。うまくやれば上位の宝石魔術師とも渡り合えるので、ピルムスはおすすめだ。

12・18・19国の後は、20・21・30・29・28国を攻め落とし王家を倒した。これでドラゴンを使えるようになった。名声が高まってきたので、ワイバーンとも契約する。

ワイバーンは強いだけでなく機動力も兼ね備えている。ガーゴイルと同じく障害物を無視できるので、西南の火山地帯などの戦場と相性がいい。敵が岩などに邪魔されているところを、側面から襲撃できる。さらに柵や弓兵を併用すれば、味方の損害を最小にできる。

ドラゴンも強力だ。欠点は攻撃するとすこしずつ体力を消耗してしまうこと。しかし、それを多少だが緩和する技がある。

兵数が「ある程度少ない」敵に対しては、隣接するだけでこちらから攻撃をしないでおく。ただし、隣接する敵に正面を向くことが条件だ。敵は無謀にも攻撃してくることが多いがその時に受けるドラゴンのダメージは、ドラゴン側から攻撃することで失う体力よりも少ない。防御に徹したほうが効率よく敵を倒せる。

「ある程度少ない」について具体的な分岐点を示すのは難しいが、こちらからとどめを刺すのは効率が悪いと覚えておけばいいだろう。この技はパスハなどでも使える。

テュードリア家を滅ぼした。これまでメイルガンとライスは使わずに、兵士を集中した領国は直轄としてきた。そろそろ活躍の場を与えてみる。ここまでくれば裏切ることはないだろう。リアラッハとゲオルグと合わせて4軍団体制で残りを攻め取る。まだ使っていない第5部隊も使ってみる。

ランツクネヒツは強力だ。上位の宝石魔術師に対しても有利に戦える。ただほかの強力な第5部隊と比べると、ダメージを受けやすい気はする。第5部隊の体力・兵士数は時間をおけば回復するので、無茶をしなければ問題ない。

ハイランダースは、ランツクネヒツが打たれ強くなったという感じだ。攻撃力はランツクネヒツと大差ないようだ。最強の傭兵隊と言われているが、正面からでは思ったほどのダメージを与えられない。可能な限り側面や背面に回り込むべきだろう。

今回は途中で中断せず、9年目1月にクリアした。

これで全てのシナリオの全ての当主でプレイするという目標を達成したが、やり残しがあるのでもう少し続ける。

このシナリオは9時間、累計で97時間かかった。

ロイヤルブラッド(18)SC3・ジョスリン

シナリオ3「ティリアンの戦い」のトルディン家・当主ジョスリンでやってみる。難易度は難しい。

有利な点:家臣2人は血縁で信用できる。

不利な点:宝石魔術師がいない。強大な王家に接している。当主・家臣とも能力は並みより少し上程度。

不利な状況でも理論上は、じっくり内政に取り組み作物の売買で金を稼ぎ兵を養えば勝てる。問題は力をつける前にちょっかいを出されることだ。そうなると、じり貧になってしまう。逆に、序盤さえ乗り切ればなんとかなる。

29国を放棄し、30国に兵を集中する。ターゲットは王家の28国だ。運よくパスハが手に入ったので、1年目7月に侵攻する。王家は2月と5月に戦闘をしているので、ドラゴンは留守のはず。パスハがいればドラゴンにも勝てるが、より有利な状況を選ぶのは当然だ。

敵の第5部隊はガーゴイルだった。すこし損害を受けたが、28国を占領できた。兵は28国に集中する。そうすれば敵の21国と29国をけん制できるので、30国の兵士数はゼロでいい。

次のターゲットは21国。金と兵糧が貯まったら、侵攻用の兵を30国で編成する。30国で雇える第5部隊は、スケルトン・ガーゴイル・ガンナー。まだ名声が低いのでどれを選ぶのか迷う。スケルトンは力不足。ガーゴイルは領地を荒らすだろうが、雇い続けることはできる。ガンナーは領地を荒らすことはないが、離反しやすいはず。

かつても含めて今までに、領地を荒らされたり離反されたりしたことはない。実験の意味もあって今回はガンナーを選んだ。一時的に力を貸してもらえればそれでいい、という発想だ。正確には覚えていないが、ガンナーは6か月ぐらいで離反した。それぐらいなら許容範囲だ。

新たな第5部隊としてピルムスと契約した。特殊傭兵隊としては比較的弱いほうだが、そのぶん離反しにくい。

第5部隊に関しては、バグかと思える事象もあった。自勢力の第5部隊が存在しない領国に、別の領国から移動しようとしたところ、移動はできないというメッセージがでた。第5部隊の上限数は、1つの領国につき3つまでのはずなのでおかしい。移動先の領国には、契約していない部隊が5~6つぐらいあった。もしかしたら、契約していない部隊を含めた上限数があるのかもしれない。

22国ロンディウムを含めて10か国を制した。フェリアス家・イリアスを滅ぼして宝石魔術師も手に入れている。ここまでくればもういいだろう。6年目1月の時点で中断することにした。

このゲームもあと1回を残すのみとなった。次回は、ワイバーン・ランツクネヒツ・ハイランダース・ドラゴンを使ってみる。

このシナリオは4時間、累計で88時間かかった。

ロイヤルブラッド(17)SC2・レアンデル

シナリオ2「フェリアス家の危機」のモーブル家・当主レアンデルでやってみる。難易度はやや難しい。

有利な点:宝石魔術師がいる。領国は3つある。

不利な点:当主の能力が並み。宝石魔術師はあまり強くない。強大な王家とライル家・レッドワルトに接している。

領国は3つあるが守り切るのは難しい。隣接する敵国の兵士数が多いからだ。9・14国を放棄し、13国に戦力を集中する。

3か月目に王家の15国へ侵攻した。王家はすでに他で戦闘をしているので、ドラゴンが留守のはず。敵の兵士数は多いのだが、味方は倍近くあるので問題ない。敵の第5部隊にはオーガがいたが、無事に勝てた。放棄したつもりの14国は、15国へ兵を集中しておけば23国をけん制できるので安全になった。

9国は取られてもしかたがない。と思っていたが、敵は攻めてこなかった。第三国にけん制されていたようだ。

敵23国の兵士数が多くなってきた。こちらの兵士数が優勢であれば攻めてこないはずだが、あまり多くなりすぎると後で面倒になる。適当なところで攻め取っておく。ドラゴンにはパスハで対抗した。

北方ではスレテート家・ティリアンを滅ぼして、二人目の宝石魔術師を手に入れた。領国は、9・10・11・13・14・15・23国となった。戦力は9・11・23国に集中する。後は難しくない。

第5部隊はサラマンダーと契約した。そこそこ強いが、契約金の高さの割に体力はいまひとつだ。移動力の高さを活かし有利な位置どりをしてカバーしたい。

18か国を制して残りは王家のみとなった。ミーティアとサンダラスがいるので、もはやドラゴンも脅威ではない。5年目2月の時点で中断することにした。

このシナリオは5時間、累計で84時間かかった。

ロイヤルブラッド(16)SC1・ガッシュ

シナリオ1「エランとレッドワルト」のクリサリス家・当主ガッシュでやってみる。難易度はやや難しい。

有利な点:宝石魔術師がいる。自領の8国は災害がすくない。隣接する7国を攻め取れば、8国に接する敵国はなくなる。家臣の一人は軍事力が高い。強大な王家と当面は戦わなくてよい。

不利な点:当主の能力が並み。宝石魔術師はあまり強くない。最初に自国より強力なライル家・レッドワルトを負かさなければならない。

序盤は内政に専念しようと思ったが、2か月目にチャンスが到来した。8国の兵士数があまり多くない上に、ライル家はすでに他で戦闘をしている。宝石魔術師が留守のはずだ。8国の領主は軍事力の高いウルフスタンだが、第5部隊の優勢に賭けてみる。

敵の第5部隊はいなかった。多少損害を受けたが、攻め取ることができた。もしここで大きな損害を受けてしまうと、せっかく取った8国を守り切るのが難しくなってしまう。8国の領主は軍事力の高いギメルシュに代えておく。魅力が低いので攻め取った領国を慰撫するのには向かないが、兵士数を確保するまではやむを得ない。

次の難所は、二人目の宝石魔術師の入手だ。慣れればライル家・レッドワルトを倒すこと自体は難しくない。ただし、第3国にとどめを刺されてしまうと、とんびに油揚げをさらわれることになる。運の要素は避けられないが、最低でも王家に取られることは阻止しなければならない。

この攻略本には昔から気になっていたことがある。132ページに王女アヴェールのグラフィックが載っているのだが、ゲーム中でこのグラフィックを見たことはない。

いろいろ試したが、やはりなにもなかった。この件はあきらめる。

いったんあきらめたことだが、新たな可能性に気づいた。今までは王家を22国ロンディウムだけに孤立させて情報コマンドを使っていた。今回は22国に加えて、その隣接国を王家に再占領させてみた。しかし、やはりなにもなかった。時間ばかりがかかってしまった。

すこしは収穫もあった。今回一連のプレイで初めて、敵が特殊傭兵隊を使ってきた。かつて見たことがあったかどうかよく覚えていないが、かなり珍しいのは間違いない。

敵の特殊傭兵隊はシューターだった。オーガなどよりは強いようだ。でも、こちらはパスハだったので苦戦はしなかった。

第5部隊はスケルトンと契約した。第5部隊としては弱い部類で、オークと同程度の強さのようだ。

今回は途中で中断せず、13年目4月にクリアした。

このシナリオは14時間半、累計で79時間かかった。

ロイヤルブラッド(15)SC4・エラン

シナリオ4「ロイヤルブラッド」のブランシェ家・当主エランでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主が優秀。家臣は優秀で数も多い。宝石魔術師が二人いる。領国が多く他国に接していない国もある。自分より小さな勢力に接している。

不利な点:同規模の勢力であるライル家・レッドワルトに接している。

序盤のライル家・ウルフスタンは脅威だ。軍事力が高く兵士数も多いので攻め込まれるかもしれないと思っていたが、ライル家から同盟の打診があった。同盟してしばらくは内政に集中する。

兵を養ったら攻勢に出る。まずは南方のディアス家・リアラッハを相手にする。ディアス家には宝石魔術師がいない。まずは、王家の侵攻を受けて弱っている18国を攻め取る。第5部隊はいなかったので楽勝だ。

続いて本国の17国を攻める。リアラッハの軍事力は高いが、兵士数はこちらが優勢だ。味方の第5部隊・パスハで押し切れるだろうと思ったら、敵にもパスハがいた。

兵を大きく消耗するかもしれないと思ったが、うまく攻略できた。敵の騎兵は単独でこちらの陣地に突っ込んでくるので、味方の騎兵で背後を突く。敵の歩兵の侵攻は柵で食い止めて戦闘を避ける。機会があれば弓兵でダメージを与える。

パスハにはパスハをぶつける。可能であれば敵の弓兵も引き付けてもらう。1対2でもパスハはすぐには倒れない。それまでに他の戦線で有利になれば問題ない。敵はある程度ダメージを受けると、攻勢を中断して後退する。そこを追撃すればさらに優勢になる。

次はライル家・レッドワルトだ。こちらが優勢だが、敵の勢力も大きいので時間がかかる。時間短縮のため、前回の仮説を試してみる。

放棄した2か国のうち、1国は侵攻されることがなかった。仮説だが以下の理由かもしれない。1国には敵の3国が接している。その3国には味方の2国が接している。2国の兵士数が3国を上回っていれば、3国は防御を優先して攻勢に出ないのではないか。

仮説を整理する。


次の条件を満たせば、味方の国Aに兵士数がほとんどいなくても、敵の国Bは攻めてこない。

  • 敵の国Bに、味方(もしくは第三国)の国Cが接している。
  • 国Bよりも、国Cの兵士数のほうが多い。

この仮説を信じて敵に脆弱な腹背をさらしたが、敵は攻めてこなかった。絶対確実ではないが、有効な攻略法かもしれない。

エランでのプレイはこれで最後となる。今回は途中で中断せずにクリアするまでやってみた。

この攻略本には昔から気になっていたことがある。132ページに王女アヴェールのグラフィックが載っているのだが、ゲーム中でこのグラフィックを見たことはない。

いろいろ試したが、やはりなにもなかった。この件はあきらめる。

第5部隊はパイクスと契約した。間接攻撃はないが結構強い。フレイム・マシェーティあたりに対しても有利に戦える。

このシナリオは7時間半、累計で64時間半かかった。

ロイヤルブラッド(14)SC3・レッドワルト

シナリオ3「ティリアンの戦い」のライル家・当主レッドワルトでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主が優秀。家臣は優秀で数も多い。宝石魔術師が二人いる。領国が多く他国に接していない国もある。

不利な点:同規模の勢力であるブランシェ家・エランとドラゴンを擁する王家に接している。

領国は多いが守りやすいとはいえない。序盤は2か国を放棄して守りに徹する。こうすれば領国ごとの兵士数は増えるので、放棄した国を別にすれば侵攻されることはない。

放棄した2か国のうち、1国は侵攻されることがなかった。仮説だが以下の理由かもしれない。1国には敵の3国が接している。その3国には味方の2国が接している。2国の兵士数が3国を上回っていれば、3国は防御を優先して攻勢に出ないのではないか。

兵を養ってから侵攻に転じる。兵を集中した国がなんども疾病に見舞われるなどしたが、いったんある程度の勢力になってしまえば難しくない。

今までは適当なところで中断してきたが、レッドワルトでのプレイはこれで最後となる。今回は途中で中断せずにクリアするまでやってみる。

それと攻略本(ロイヤルブラッドハンドブック・光栄刊)を読むのを解禁した。この攻略本には昔から気になっていたことがある。132ページに王女アヴェールのグラフィックが載っているのだが、ゲーム中でこのグラフィックを見たことはない。かつてもいろいろ試したのだが、隠しイベントなどを見つけることはできなかった。

今回は22国を最後まで残しておき当主で攻め落としたのだが、やはりなにもなかった。

宝石魔術師だけで足りたので、モンスターや特殊傭兵隊とは契約しなかった。

このシナリオは9時間半、累計で57時間かかった。

今回時間がかかったこともあり、このゲームには息切れがしてきた。「全てのシナリオの全ての当主でプレイする。」という目標をあきらめてはいないが、息抜きをするかもしれない。

ロイヤルブラッド(13)SC2・エラン

シナリオ2「フェリアス家の危機」のブランシェ家・当主エランでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主・家臣が優秀。宝石魔術師が優秀。二人目の宝石魔術師を入手しやすい。

不利な点:同規模の勢力であるライル家・レッドワルトと、もっとも大きな勢力である王家に接している。領国はすべて他国に接しているので、スタートが出遅れやすい。

力を蓄えている間にライル家・レッドワルトがちょっかいを出してきたが、難なく撃退できた。後はいつも通りで難しくなかった。

シナリオ2・エランには一つ注意点がある。スレテート家・ティリアンを他国に滅ぼされてはならない。自分で倒せば二人目の宝石魔術師が手に入る。

今回はパスハが多く手に入ったので、モンスターや特殊傭兵隊とは契約しなかった。

12か国を制した。王家とモーブル家が残っているが、宝石魔術師は4人いるのでもういいだろう。4年目3月の時点で中断することにした。

このシナリオは3時間半、累計で47時間半かかった。

ロイヤルブラッド(12)SC1・ランフランク

シナリオ1「エランとレッドワルト」のコーラル家・当主ランフランクでやってみる。難易度はふつう。

有利な点:宝石魔術師がいる。領国2つのうち1つは他国に接していない。強大な王家との間に当面は緩衝地帯がある。

不利な点:いつかは王家に囲まれる。宝石魔術師の強さは中ぐらいなので、より強い第5部隊には対策がいる。

序盤は領主の入れ替えと兵の移動を行うのは同じ。第1ターンに奇襲されなければ当分は平和だ。この間に力を蓄えておく。

隣接するフェリアス家が王家の侵攻で消耗し、風前の灯火となった。ここで侵攻すれば二人目の宝石魔術師が手に入るが、王家に腹背をさらすリスクもある。もう1ターンは持ちこたえるだろうと思って見送ったら、波状攻撃を受けて滅亡してしまった。もうすこし早く兵力を増やしておけば攻勢に出る決断ができたかもしれない。

離反しにくい第5部隊は弱く、強い第5部隊は離反しやすく使いづらい。しかたがないので、一人しかいない宝石魔術師を攻撃に使う。兵士数で圧倒的に上回る国には攻め込んでこないだろうことに賭けてみる。

やはり敵は攻めてこなかった。こちらの兵士数に対抗しようとして敵も兵士数を増やしてくるのだが、兵糧不足になることが多い。このことも影響して防戦一方になるのだろう。

第5部隊はシューターと契約した。間接攻撃を持っており、強さはピルムスとガンナーの間だ。特殊傭兵隊は総じて移動力が高く使いやすい。

新たな気づきがあった。推測だが、宝石魔術師の強さには領主の軍事力が適用されないようだ。ほかの第5部隊もそうかもしれない。このゲームは後半になると当主の能力がかなり高くなる。コーラル家ランフランクのように家臣が少ないと特にそうだ。ところが第5部隊の味方フレイム対敵マシェーティの戦闘はほぼ互角で、第1~4部隊の戦況と明らかに違っていた。宝石魔術師には領主の軍事力が関係ないとすれば納得できる。

11か国を制した。王家は14か国だが兵士数では圧倒しているので、7年目3月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で44時間かかった。