ロードス島戦記(12)ウォートの塔

ドラゴンスケール

ウォートに会いに行く。できるだけ早く戻ってほしいと言われるが、時間制限はない。あせらなくていい。

まずドラゴンスケールを目指す。ロイドから道伝いに南下し、三叉路を南に行く。ドラゴンスケールの街では、アイテム鑑定などはできない。ついでなので、モスの首都ドラゴンブレスに寄っておく。

ドラゴンブレス

ドラゴンスケールから西へ行くと、ドラゴンブレスにたどり着く。ここならアイテム鑑定ができる。寺院では新たなミッションを受ける。これも時間制限はないので、後回し。

作成したキャラクターは丸腰だが、原則として村や街に危険はない。

原則には例外がある。宿屋でアサシンに襲われた。アサシンは攻撃力があって危険。しかもパーティーは眠っている。なんとか勝つことができた。

このイベントがドラゴンブレス固定で起こるのかどうかは、よく覚えていない。念のため、十分なレベルに達するまでは近づかないほうがいいだろう。

ドワーフの大トンネル

入り口に敵が待ち構えている。見掛け倒しで、たいしたことはない。

次のフロアへ進むはしごは一つ。これはダミー。本当のはしごは隠し扉の奥。春夏秋冬のメッセージに隠し扉のヒントがある。この謎は屈指の出来。と同時に、本作の問題点が典型的に表れている。このダンジョンがドワーフに関係あることを失念すると、謎の意味がない。一番問題なのは、情報を得られる機会が限られていること。本作はメモを取りながらやったほうがいいだろう。


次のフロア。まず、近くにある部屋二つを探索する。片方では、先へ進むためのキーアイテムが手に入る。もう片方ではレアアイテムが手に入る。効果はよくわからないが、なにかの耐性がアップするかもしれない。ダンジョンに入り直せば、いくつも手に入る。

この先の迷路は複雑。ヒントはキーアイテム。キーアイテムを使わないと進めないルートが正解。

奥には強敵がいる。まず、敵の正面を避けて横に移動する。敵のHPは高く戦闘は長引くだろう。こういう場合は補助魔法が有効。戦士系を十分に支援して殴らせる。

ウォートの塔

ウォートはすぐに会ってくれない。ダンジョンを突破しなければならない。ここまで来るだけでも時間がかかる。この日はもう続けられない。マーファとソーサラーの呪文でドラゴンスケールに戻った。レトロゲームには、こういった点の配慮が足りない。

と思ったが、配慮はあった。ウォートの塔に入ってすぐのドアの向こうでセーブできる。ただし、この配慮は最低限。塔から出たり、ゲームを終了して後日再開すると、塔の状態はリセットされる。つまり、塔で行うべきことは一度に全て行わなければならない。セーブポイントの恩恵は、ドワーフの大トンネルを通り抜ける手間を減らすことにとどまる。

このあたりの仕様は、やってみなければ分からない。ウォートに会うまでを3回もやり直した。戦闘は、最初と最後が強敵。最初の強敵は一撃死の呪文を使う。数が少なくなるまで逃げて、有利な状況を待つのがいい。プリーストさえ死亡しなければ、続行できる。プリーストには、レジストリングを優先して装備させたい。

最後の強敵は、二つのうちどちらかを選べる。正面へ向かえば楽勝。敵は得意なはずの魔法を使ってこなかった。運が良かったのかもしれないが、こちらの敵は記憶になかったので、より楽なのは間違いない。

もう片方は、武器がほとんど通用しない。魔法のダメージは通るが、HPが高く手こずる。攻撃力も高いので、死亡者が出るかもしれない。この時点で16レベルに達していたにもかかわらず、危険を感じた。


ウォートに会えても、まだ半ば。ダンジョンを通ってワンドを取りに行く。これがまた分かりにくい。敵も多いので面倒くさい。

ダメージ地帯では奥へ進む。メッセージにだましはないので従っておく。

やたらと一方通行の壁のあるエリアは厄介。いくつかの通路のつきあたりにヒントがある。ヒントに従うとテレポートする。この時、そのまま進んでしまうとやり直し。デテクションの呪文を唱えれば正解が分かるだろう。


EGG版では、ステートセーブ機能があるのを思い出した。これを使えば、どこでもセーブできる。ただ、動作保証外のようだ。ウィンドウズ機能でのファイルのバックアップと併用するといいだろう。


今回は5時間半、累計で23時間半かかった。