ロードス島戦記(11)ロイド

ミノタウロスのダンジョン

ここには嫌な敵がいる。プラムがゴーストにレベルを下げられてしまった。本作のレベルドレインは、中程度の脅威。黒い画面のウィザードリィや「AD&Dプール・オブ・レイディアンス」に比べればマイルド。理由は、敵の攻撃を食らっても必ずドレインされるわけではないから。レジスト(抵抗)判定のたぐいがあるようだ。それでも、いつかは下げられてしまうだろう。

今回はマーファのプリーストがいるので、さらにマイルド。レベルを元に戻す呪文を使うことができるからだ。この場合でも経験値は切り捨てられてしまうのだが、耐えがたい打撃ではない。死亡などで戦闘不能になったキャラクターに経験値が入らないことはある。そういう仕様の延長だと思えばいい。


ダンジョンの奥に通じるはしごは二つ。片方は外れで、野生のボスがいる。もう片方にもミノタウロスはいない。本作のことは結構忘れている。メッセージを見てようやく思い出した。

ダンジョンを出て周囲を調べる。見えている入り口の隣で、別の入り口を発見。この入り口はピンポイントで調べないと発見できない。森の通路より厳しい。

かつて苦労したのは三角州に渡る場所で迷ったのではなく、この裏口を発見するところだったかもしれない。自力でクリアしたのかどうかも、あやしくなってきた。攻略雑誌でヒントをもらった可能性もある。三十年も前のこと。あやふやで思い出せない。

ダンジョンには仕掛けが多い。隠しドア。ある地点を踏むことにより、別の地点にドアが現れるなど。迷路の探索には、ビジョンの呪文が役に立つ。MPを回復するにはこうする。後ろを振り向き続ける。そのうち敵がわくだろう。戦えばMPを回復できる。嫌な相手なら逃げればいい。

一歩進むと、二歩進んでしまうエリアではこうする。後ろに一歩進めばいい。そうすれば移動先のパターンを変えられる。

ミノタウロスは迷宮の一番奥にいる。たいして強くはない。ところが、周囲に仕掛けがある。思わぬ苦戦をするかもしれない。試していないが、ポーションが役に立つ可能性はある。勝てばミッションクリア。地上に戻れる。レベルは14になった。


今回は1時間半、累計で18時間かかった。