ルナドン開かれた前途(5)妖精の国

持ち逃げ

(5)人助け・盗みなど、なにをしてもいい。

キャラクターがぜい弱な序盤であっても、危険をともなわずに金を荒稼ぎする方法がある。宅配で託された品を売っぱらえばいい。ただし指名手配を受けるなどのデメリットがある。むやみに行うと面倒が大きく効率が悪い。

まず、持ち逃げする品は高価なものに限定する。「ホイールロックガン」・「マッチロックガン」などがベスト。次点では、最重量級の鎧。普通に宅配をこなしつつ、おいしい品を待つ。

持ち逃げすると決めても、すぐには売らない。宅配依頼の期限が切れるのを待つ。期限切れの時点で品が手元にあってもなくても、罪に問われるのは同じ。しかし昔の記憶では、罪の重さが違ったはず。待つことで指名手配が無効になるまでの時間を短くできる。間違えて配達しないように気を使うものの、それだけの価値はある。なお、宅配依頼を達成したが報告しなかった場合は罪にならない。報酬をもらえないだけ。

密輸でも同じことができる。ただし暗殺依頼を出されたりするので、序盤ではやめたほうがいいだろう。

悪事を重ねていくとキャラクターの性格も傾いていく。秩序と善の呪文から受けるダメージが多くなるので、状況によっては致命的。今は気にしないでいい。

ロシュフォーン

975年2月、妖精の国のうわさをよく聞くようになった。そろそろ妖精の国が現れるが、場所は事前にわからない。対応しやすい世界の中央に移動する。湖畔の町と頂きの町を往復するのがいいだろう。3月、砂丘の港町に妖精の国が出現。直行する。十分間に合った。

妖精の国のことは覚えていたが、いつ出るかは覚えていなかった。直前に妖精の国のうわさをよく聞くようになることも覚えていなかったので、やきもきした。昔は攻略本べったりだったのだろう。

妖精の国ではかなり性能のいい武器・防具などを売っている。品ぞろえはランダムだが、地上と行き来すれば変わる。ここまでに貯めた15万ぐらいの金で以下を買うことができた。

  • 武器・ビアドソード
  • 盾・リバイアサンクロウ
  • 鎧・ミスリルアーマー

ロシュフォーン独自の「兜」はなかったはず。「特殊」装備は金が足りないのであきらめる。地上でも、それなりのものは手に入るだろう。ロシュフォーン独自の最強魔法は次の機会にする。

ダンジョン

強力な装備がそろったところで本格的な冒険を始める。宿屋で「退治」依頼を受けてダンジョンに挑む。「退治」対象のダンジョンは、依頼を受けた拠点近くにある。他の拠点に行く必要はない。

ダンジョンに入る前には「明かりになる道具」を買っておく。明かりは時間経過で消える。明かりを消される罠もあるので、予備も用意しておきたい。

退治対象の敵の強さは、報酬でだいたい見当がつく。予想外に強かったら依頼を取り消してもいい。それは嫌だというなら、対象のダンジョンはわかっているので威力偵察すればいい。「夢魔」はちょうどいい強さの敵のようだ。「退治」依頼を受ける。


今回は3時間半、累計で6時間かかった。