ルナドン開かれた前途(7)死亡

能力・経験値

できれば筋力・知性・敏捷を最低でも90にする。

退治依頼で金を稼いでいると、経験値も自然と貯まっていく。中盤以降は経験値稼ぎ自体よりも、訓練に時間がかかる。

筋力・知性・敏捷は、いったん90で打ち止めとなる。経験値が貯まらないようになったら、90には十分な状態。訓練は後回しにする。

武器・防具

できれば、より強い武器や防具を手に入れる。

この世界の情報屋は優秀。レアアイテムがどこにあるのか教えてくれる。しかし今回は攻略本を見ないので、レアアイテムの名称が分からない。これでは探しようがない。昔はそういうことはなかった。やはり、攻略本べったりだったのだろう。

唯一、「黄金兜」だけは覚えていた。レアアイテムは、ある時点において必ずしも世界に存在するとは限らない。今回は運よく他の冒険者が持っていた。ひそかに永久に拝借する。失敗すると戦闘になるが、逃げて再挑戦するか、そのまま倒して強奪すればいい。

「黄金兜」は防具であることに加えて、無限に使える明かりアイテムとして機能する。便利である以上に、アイテム枠を節約できるのは大きなメリット。本作は持てるアイテム数の制限がきつく、アイテム扱いである呪文も厳選せざるを得ない。一人旅はなおさら。「黄金兜」はラスコーリニコフの論理を借りてでも手に入れておきたい。

返り討ち、ならず

ただ、暗殺者を返り討ちにできるなら金銭的にはおいしい。

暗殺者に襲われた。一人倒したが、ダメージも受ける。アイテムを使って回復しようか迷ったが、もったいないと思いキャンセルしてしまった。最悪の判断。追撃を受けて逃げる間もなく死亡する。

原因1。ここまで順調だったこともあって油断した。

原因2。気がついてみると、性格が混沌に傾いていた。秩序の呪文にぜい弱な状態は危険。

悪事を重ねていくとキャラクターの性格も傾いていく。秩序と善の呪文から受けるダメージが多くなるので、状況によっては致命的。今は気にしないでいい。

わかっているのに、またやってしまった。かつてもこういうことは、ときどき起こっていたのだろう。

原因3。筆者がけちで強欲だから。返り討ちなどねらわずに、すぐ逃げればよかった。せめてアイテムを使えばよかった。王より飛車どころか、小駒を惜しんでしまった。


ロードしてやり直す。しばらく続けたが、気持ちがおさまらない。最初の世界設定からやり直すことにした。


今回は1時間、累計で13時間半かかった。