ルナドン開かれた前途(13)破滅クリア

世界のバランス

あるダンジョンの最深部にたどり着くと世界を滅ぼすことができる。そのダンジョンは条件を満たさないと現れない。世界のバランスを混沌と悪の限界まで傾ける必要がある。

今回開始時のバランスは、秩序と善が最大だった。今のシャラバ・混沌と日出・悪の拠点は、それぞれの首都しか残っていない。おそらくバランスは秩序と善が最大のまま。

バランスを変える基本は寺院での寄付。所属する国の属性に傾く。いきなりひっくり返ることはないので、一つの寺院に毎月1万寄付するぐらいでいい。時間はかかるが、いったん傾き始めればシャラバと日出の拠点がゆっくりと増えていく。


以下は昔の記憶および今回のプレイによる推測。以下の方針も、混沌と悪に作用するはず。すくなくとも秩序と善に傾くことはないので、試す価値はあるだろう。ただし、いくつかは無関係かもしれない。

  • 暗殺・強盗などの悪系依頼をこなす。
  • 退治などの善系依頼はこなさない。
  • 拠点にいる冒険者を依頼とかかわりなく殺しまくる。ただし、性格が悪に傾いている冒険者はできれば見逃す。

他の冒険者をまともに相手取るのは危険。武器攻撃はまだましだが、呪文を食らうと致命傷になりかねない。しかし本作の呪文はアイテム扱い。アイテムを盗んでしまえば呪文を封じることができる。

性格が混沌と悪に傾いている場合、敵の呪文で危険なのはサンダークリスタル・ライトニングクリスタル・チャームタロット・制裁札(による攻撃を受けた記憶はないが入れておく)・不動の勾玉。盗みに失敗したら、いったん逃げる。しつこく繰り返せば必ず盗める。対象の仲間の分も忘れない。だれが仲間なのかは、事前に話しかけておけば見当がつく。

気にするのであれば、指名手配されずに暗殺をこなす方法もある。暗殺依頼の対象者は護衛依頼を出しているはず。つまり、パーティーに加えることができる。そうなれば思いのまま。例えば、ダンジョンの適当な敵に背を見せて待てばいい。護衛依頼が時間切れになったら死体を捨てて終了。もし死亡者を復活させる呪文をロシュフォーンで買っておけば、暗殺と護衛の両方をこなすことも可能。本作は自由度が高いので、いろいろな技を見つけることができる。

寺院へ行く。蘇生には「霊芝草」というアイテムが必要、と言われる。ところが、情報屋に聞いてもそんなアイテムはどこにもない。「霊芝草」の表示は字が小さく、筆者が見間違えている可能性もある。

たぶん、救出対象は仲間と判定されないのだろう。「霊芝草」が出現しないのも、そのせいかもしれない。バグだと思う。

「霊芝草」に相当するアイテムは、シャラバでは「オシリスストーン」。これなら字が小さくても見える。護衛対象が死亡しても、やはり出現しなかった。見間違えではなかったようだ。

破滅ダンジョン

シャラバと日出の拠点が増えてきた。ペースは遅い。最大に拡張するまでには時間がかかりそうだ。念のため情報屋で目的のダンジョンを探してみる。まず、「ネクロマンサー」という人物。これはいなかった。次に「破壊」というダンジョン。これは普通のダンジョンだった。

「破滅」のダンジョンを探す。あった。シャラバと日出の拠点が拡張しきるまで待つ必要はなかった。混沌と悪に傾く勢いが最大であればいいようだ。


敵は多くないが、最強レベル。今回一連では見たことのないドラゴンなどがうろついている。単体の敵であればチャームタロットを使ってもいいが、別に勝つ必要はない。目的は最奥部へ進むこと。基本的には逃げて避ける。

単純な一本道ではないが、複雑ではない。30分かからずに最深部へたどり着いた。世界を破滅させて終了。あまり感慨なし。もう本作は十分だろう。

なお、破滅クリアの後でもセーブデータは残る。ロードして続けることも可能なことを確認した。また、「破滅」ダンジョンではダンジョンの音楽が鳴らなかった。WindowsXP以前での動作は思い出せない。仕様なのかバグなのかは不明。


今回は6時間半、累計で20時間半かかった。2021年2月からのトータルでは52時間かかった。これでゲームクリアとする。