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MOMファイナル・ゲームの紹介と昔の話

「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」は、昔それなりにやったのでもういいだろう。思い残しはない。中立勢力と「640KB」で、すくなくとも2回はクリアしたはず。

ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。「マスター・オブ・モンスターズ2」の続編で、システムの根幹は変わらないがストーリー性は強化されている。ときどきイベントも起こる。ゲーム中のBGMも鳴るようになった。マスターの種族は9つある。種族とは別に大魔法使いとしてのタイプが3種類ある。

難易度は大きく下がった。さらにレベル上げの裏技もある。ゲーム制作者も分かっていて残したらしい。縛りをかけないと簡単すぎるだろう。

筆者はスケルトン・ネクロマンサーを使用した。スケルトンは序盤から思い切って前線に立ってレベルアップすれば、ほぼ無敵の不沈空母に成長する。難点はすこし移動力に欠けること。移動力アップのアイテムはすべてマスターに使うのがいい。これは他のマスターでも同様だ。

マスターを含むユニットを成長させてコツをつかめば、開始直後にマップ全体を押さえてすぐに終わる。具体的には塔占領用にミスト系をいくつか用意しておく。要する支配力が高くなりすぎないよう、それなりのレベルにとどめておく。ネクロマンサー大魔法のアゲインを使えば、次々と塔を占領できる。

SP大戦略プロ(5)カントウ ヘイヤ#2

再度、8番目のマップ「カントウ ヘイヤ」をやってみる。難易度は星3。自国は青国で生産タイプは日本のまま変更なし。

敵3か国の収入は50にする。自国は100なので、敵国は収入が半分になってしまうことになる。これで勝てると思うがどうだろうか。楽すぎるだろうか、それともまだきついだろうか。

赤国は首都をがら空きにするというスキを見せない。それでもだんだん弱ってくる。緑国と黄国の侵攻は前回よりゆるやかだ。敵同士の衝突も起こってきた。前回たてた作戦が有効のようだ。

18ターンの時点で都市数は青:赤:緑:黄=11:7:30:20。部隊数は30:21:44:33。赤国への奇襲には失敗したが勝つことはできるはず。

あとは精神力の問題だろう。生産タイプ・日本はあまり強くない。「 Triumphal Cry ・生産タイプはフランス」の状況に近い。率直に言って、あの時の苦労はしたくない。優れたもの・バージョンアップしたものを知ると、そうでない場合のストレスは強くなってしまう。

生産タイプの弱さをテーマにしたマップは、また後で登場する。苦労はそこですればいいだろう。いったん仕切り直す。

今回は3時間、累計で4時間かかった。

SP大戦略プロ(4)カントウ ヘイヤ#1

記事は前後するが、下記の結果を踏まえて「今回の目標と縛り」を設定した。

8番目のマップ「カントウ ヘイヤ」をやってみる。難易度は星3。自国は青国で生産タイプは日本だが、日本をベースにして改変。敵国は赤国・イスラエル、緑国・ワルシャワ、黄国・西ドイツ。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=4:11:11:16。

マップは関東地方+静岡県+山梨県+長野県の一部を模している。青国は東京駅、赤国は千葉県房総半島の南・館林市、緑国は静岡市、黄国は栃木県宇都宮市あたりに位置する。

青国の首都以外の都市は敵に近い位置に孤立している。取られるのは時間の問題だ。関東平野は焦土と化したという設定なので青国周辺に中立都市はほとんどない。プロ級マップのなかでは低めの難易度のはずだが、いきなり絶望的な状況だ。

以下の作戦をたてた。

  • 赤国をヘリボーンで早期に攻略する。これ以外の方法はないだろう。
  • 山梨・長野に歩兵系を派遣して都市を占領する。もし緑国と黄国に取られたとしても、敵同士の衝突が期待できる。
  • 赤国攻略の後は、青国首都近辺で防御を重視し戦力の充実に努める。周辺にほとんど都市がないので攻勢に出る意味はうすい。緑国と黄国の両方を引き付ければ、敵同士の衝突も期待できる。

6ターンの時点で青国と赤国の都市数が逆転した。「SUPER大戦略」本体のマップならこれで一山越えたところだが、「~プロ級マップ」はそうはいかないらしい。この時点で黄国が青国首都に迫ってきている。もう時間がない。

何回かセーブ・ロードを繰り返したが赤国首都は空かない。作戦は大筋では間違っていないはず。いったいどうしたらいいのか。

今までにいろいろなゲームで「きつい」「厳しい」「理不尽」といった表現をしてきたが、新たな言葉を思いついた。

このゲームは泣き出したくなる。

無理と判断したところで、敵国の操作を一時的にコンピュータから人間に変えることを思いついた。赤国首都をがら空きにして、8ターンに占領する。まだまだきついだろうが、これでクリアはできるはず。

しかし、やはりこれは最後の手段だろう。それなら最初から敵国に収入ハンデをつけたほうがいい。やり直すことにする。

ここまでに、1時間かかった。

SP大戦略プロ(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。記事は前後するが、1時間ほど最初のマップをやった感想を加味した。
(1)全てのマップについて人間担当国を変えずにクリアする。時間短縮のため、戦況有利でもう十分だと思ったらクリアとみなし中断してもよい。
(2)まずマップ設定を変えずにすこしやってみる。それから以下の難易度調整をする。
(3)自国の生産タイプを変えてもよいが、できればオリジナルの雰囲気を残す。
(4)セーブ・ロードを繰り返してもよい。
(5)「SUPER大戦略」の攻略本を見てもよい。
(6)敵国に収入ハンデをつけてもよい。
(7)敵国の生産タイプを変えてもよい。
(8)最後の手段として、敵国の操作を一時的にコンピュータから人間に変える。

クリアすることを最優先にする。(8)を使えば必ず勝てる。

難易度調整をした場合、(8)はもちろんだが(3)(6)(7)についても明記する。(4)(5)については必ずしも明記しない。

ほかの攻略情報は一見したところ見当たらないので、自力でやるしかなさそうだ。

SP大戦略プロ(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1989年サイエンスハウス製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。

動作条件などは本体の「SUPER大戦略98」とほぼ同じだが、X68000版でも動作する。

プロジェクトEGG(PC-9801などのレトロゲームをWindowsで利用できる)では配信されていない。このマップ集に挑戦したいなら、本体も含めてレトロ環境を用意する必要がある。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

SP大戦略プロ(1)ゲームの紹介

「SUPER大戦略98プロ級マップ」をやってみる。「SUPER大戦略98」のマップ集で、「SUPER大戦略98」本体が必要。単独ではプレイできない。

難易度はでたらめに高い。目安として星3~6がつけられているが、星3ですら「SUPER大戦略98」本体マップのどれよりも難しいはず。マップ数は20。

このゲームは未プレイなので昔の話はない。

AD&Dカース(11)挫折

ズヘンティル城塞には冒険があるようだ。魔法のアイテムが売っているので役立つかもしれない。ここには兵士がうろついている。やり過ごすことができることもあるし、強制的に戦闘になることもある。戦闘はユーラッシュよりましだが楽ではない。奥に行けばイベントがありそうだが、やめておく。

ヒルズファーとフランには町の施設しかなかった。ほかの施設しかない町もそうだが、周辺でのランダム敵や酒場のうわさは町ごとに違うようなので、ひと通り回ってみるのがいいだろう。

ユーラッシュに戻ったところ、またズヘンティルの手先と戦闘になった。今度は死者が出てしまう。リセットする。

嫌になってしまった。ナイフ団を倒すあたりまでは問題なかったが、以降は急に厳しくなった。「~プール~」から引き継いだキャラクターでレベルもHPも高いのに、こんなに苦労をするとは思わなかった。

(1)セーブ・ロードによるやり直しは自由。ただし控えめにしたいので、回数を数えるようにする。
(2)攻略情報は、原則として見ない。

リセット技を完全に解禁する。それでも不足なので各種裏技も使う。具体的手段はすこし考えたい。「~プール~」の最初からやり直すかもしれない。ほかの攻略情報を頼るのは最後の手段とする。

今回は2時間、累計で16時間かかった。

AD&Dカース(10)ハップ・撤退

まだ行っていなかった町を回る。アシャベンフォードに特別なものはなかった。

スタンディング・ストーンは町ではなく道しるべのようなものだった。終盤に訪れるべき場所らしい。

ここまでに「赤いローブ」の者たちの情報があったり、見かけたりした。「赤いローブ」には心当たりがある。「~プール~」のヴァリェヴォ城で情報があった。攻略本「プール・オブ・レイディアンスAD&D冒険日誌」にも、テーブルトーク版設定資料の記述がある。入れ墨に関わっているのかもしれない。

セイの赤魔術師についての情報は、よく読んだら本作の冒険者ジャーナルにあった。スタンディング・ストーンの南にいるようだ。

エッセンブラにも特別なものはなかったが、ハップの近くで激しい戦闘になった。ハップの町を探索する。ここでもマップ機能が使えない。

宿屋にNPCがいたので仲間に加えた。ローフルグッドなので悪人ではなさそうだ。ただHPが低いので、いつ倒されてもおかしくない。

ハップには危険そうな敵がうろついている。「おだてる」でやり過ごそうとしたら、NPCがろくでもないことをした。勝手に相手を挑発して戦闘になる。ローフルグッドというのはそういう意味だったわけだ。

敵には呪文が効きづらい。なんとか倒すことはできた。「ドロウ」と名前の付くアイテムは強力そうだが、うさんくさい。捨てることにする。

NPCと別れたいのでいったん町の外へ出る。期待通り離れてくれた。再び町へ戻り探索する。途中の敵は「おだてる」でやり過ごす。

奥にボスがいた。交渉はできず戦闘になる。とうてい無理だと判断したのでリセットした。

ハップにはほかに重要そうな場所は見当たらない。思い直してボスに挑戦してみる。戦闘で負けた後に展開があるという演出も考えられる。

全滅しただけだった。最初にとうてい無理だと判断したのは間違っていなかった。ボスはスティンキング・クラウドで倒すことができたが、多数の取り巻きがどうにもならない。

ボス以外の全員がホールド・パーソンかスティンキング・クラウドを使える。ここまでだけなら勝てる可能性はまだあるが、呪文に対する高い耐性を持っている。先に呪文で先制攻撃してもダメージが与えられないので、敵の呪文を封じられない。

この難所を突破する可能性を考えた。

  • レベル上げを含めて、もっと後に来ればなんとかなるかもしれない。
  • 「ドロウ」と名前の付くアイテムが役に立つのかもしれない。
  • ろくでなしのNPCを連れて行くと化けるのかもしれない。

ひとまず、まだ行っていない場所へ行くことにする。

今回は2時間、累計で14時間かかった。

AD&Dカース(9)ユーラッシュ・撤退

ユーラッシュの廃墟を探索する。ここでもマップ機能が使えない。

もしこの推測が正しいなら、調査コマンドを使ってから休息すれば寝込みを襲われることはない。

初めて休息中に敵と遭遇した。すくなくとも全てのエリアで上記の方針が通用するわけではないようだ。敵はすぐ逃げていったので被害はなかった。

赤い羽根飾りの司令官には友好的に接触したが、正解だったようだ。このエリアの地図が手に入ったので、やりやすくなる。安全な休息場所も確保した。

ズヘンティルの手先と遭遇し戦闘になった。入れ墨が通用しないこともあるようだ。敵の魔法使いには呪文があまり効かない。しかも武器で攻撃すると、敵に与えたダメージの2倍をこちらが受けてしまう。たちが悪い。勝つことはできたが1人が瀕死になった。このエリアは危険らしい。

敵は強かったが、それに見合うアイテムは持っていたようだ。鑑定のためにいったん他の町へ行く。もうすこし安全そうな道がないかも探してみる。

今回は1時間、累計で12時間かかった。

AD&Dカース(8)荒野

シャドウデイル・ダガーフォール・テシュウェーブ・ヴーンラーの町を回る。途中の街道で何回か敵に遭遇したが、たいしたことはなかった。各町に特別なイベントはない。

町には商店・酒場・訓練所などの施設がある。訓練所にはもっと早く行っておくべきだった。僧侶と魔法使いの経験値が切り捨てられてしまった。マジックアイテムをいくつか売ると金を持ちきれなくなってしまう。しかたがないので捨てる。「~プール~」ではフランの町の宝石屋で高価な装飾品に代えて持ち歩くことができたが、今のところそういう店はない。

「アイオーン石」には能力値の上昇効果がある。ただし、種族の上限値は越えることができない。「ガードル・オブ・ドワーブズ」は魅力度が下がる代わりに耐久度が上がる。耐久度は種族の上限値を越えて19にまで上がったが、これはバグのようだ。HPの上限値が下がってしまい、回復することもできない。ロードしてやり直す。

入れ墨のせいでパーティはズヘンティルの手先と思われるらしい。これにはメリットもあるしデメリットもあるだろう。

ユーラッシュの廃墟で知り合いに出会った。次はここを探索する。

自由度はたぶん高い。

次にどこへ向かうべきかの明確な情報はない。ここまでは一本道だったが、以降の自由度は高そうだ。

もしかしたら自由度は高くないのかもしれない。

今回は2時間、累計で11時間かかった。