ロイヤルブラッド(4)SC1・エラン

シナリオ1「エランとレッドワルト」のブランシェ家・当主エランでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主・家臣が優秀。宝石魔術師が優秀。領国3つのうち1つは他国に接していないので軍備を省ける。省いた分は前線国に回せる。

不利な点:同規模の勢力であるライル家・レッドワルトと、もっとも大きな勢力である王家に囲まれている。弱い敵から攻略するということはできない。

序盤は富国を重視する。領主の軍事力が高ければ兵士数は隣接国と同程度でいい。こちらの兵士が多いと敵は競り勝とうとして増やすので、刺激しない。

このゲームで重要なのは取引コマンドによる作物の売買だ。安い時に買って高い時に売る。金に余裕ができたら兵士を増やす。周りの敵国の兵士が200なら、450から500ぐらいに増やしてから半分の兵士で侵攻する。出撃する国も守る必要がある。初戦までに2年はかからないだろう。

第5部隊のうち宝石魔術師と王冠ドラゴンは、出撃すると3か月間は使えなくなる。野球の投手と同じで休養期間がいる。後のことまで考えなければならない。例えば、ライル家へ侵攻した後の休養期間中に王家が侵攻してくると困ったことになる。

対策1:パスハが使えるまで待つ。このゲームでは内政コマンドに力を入れているとよいイベントが起こる。そのうちのひとつに、第5部隊のパスハが使えるようになるというものがある。パスハは強力で王冠ドラゴンとも渡り合える。1回しか使えないが十分役に立つ。

対策2:モンスターと契約して、敵のスキを突く。序盤で契約できるモンスターはそれほど強力ではないが、いないよりはずっといい。宝石魔術師に比べると劣勢だが、敵が休養しているスキを突けばいい。

対策3:時間をかけて兵を養う。第5部隊も無敵ではないので、兵数で圧倒すれば問題ない。兵数で圧倒していれば敵は侵攻してこないはずなので、休養期間を気にせずに宝石魔術師を攻撃に使ってもいい。

たいていは対策1(パスハ)が使えるが運次第で保証はできないので、対策2(モンスターでスキを突く)を基本とする。敵のスキを待っている間に、自然と対策3(兵数)も加味することになるだろう。

ライル家などのほかの貴族を滅ぼせば、彼らの宝石魔術師も手に入る。そうなれば宝石魔術師をローテーションさせられる。控えの投手がいれば、エースの投入にためらいはいらない。

他国に接していない国が増えるにつれて、どんどん楽になる。残りは王家のみだ。王家もほかの貴族を滅ぼしているので、王冠ドラゴンのほかに宝石魔術師がいる。しかし、もはや敵ではない。このシナリオは勝ちが見えたので、6年目5月の時点で中断することにした。

ここまでで7時間かかった。