レジオナルパワー(1)ゲームの紹介と昔の話

「レジオナル・パワー」(無印)をやってみる。ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。ゲームシステムの水準は普通。難易度は難しくない。

舞台は未来での星系間の戦い。プレイヤーの立場は最高指導者、兼最高司令官、兼現地司令官。舞台としては、「リーチ・フォー・ザ・スターズ(RFTS)」に似ている。以下、RFTSと比べてみる。いちばん大きな違いは、音楽やグラフィックなどによる演出があること。当時のSLGとしては普通の水準で、うるさすぎず適度。

プレイヤーは惑星から生じる富・工業力・燃料などを、宇宙艦や建造物の生産などに振り分ける。将来の生産力の増大に振り分けることもできるので、経営の要素も大きい。この点はRFTSと同様であるが、本作はより分かりやすくなっている。

宇宙艦には戦艦・巡洋艦・駆逐艦・空母といった種類があり、特性を持っている。特性をうまく活かせば有利になるだろう。RFTSでは戦術を駆使するという概念自体がなかった。本作では、ある程度まではできる。

ゲームの自由度は高い。いろいろな要素があり最初はとまどうかもしれないが、初期のやさしいシナリオで慣れればなんとかなるだろう。

本作は追加のシナリオ集を含めて、すべてクリアしていたはず。難しかった記憶はない。