ロードス島戦記2(1)ゲームの紹介と昔の話

ポリシーとして最初に書いておく。筆者は本作のある仕様に大きな不満を持っている。このことが記事全体に影響するかもしれない。


「ロードス島戦記2」をやってみる。テーブルトークから派生したRPGでアクション性はない。「ロードス島戦記(無印)」の続編でシステムの基本はほぼ同じ。

細部は変更されている。全体的に無印よりも洗練されているのだが、その分制約を感じる。自由度は一見すると高いように思えるが、実はそうでもない。典型的なよくある続編という印象。

ランダム戦闘は本格版と簡易版を選べるのだが、簡易版を選ぶことはほとんどなかった。リスクと報酬が割に合わない。選択肢の存在する意味がないどころか、強敵に対して操作ミスを誘う罠になってしまっている。

無印からキャラクターを引き継ぐことはできない。ただ、ギムやパーン達以外のプレイヤー独自キャラクターを作成・使用していた場合は、それらのキャラクターを脇役として登場させることができる。しかし、この機能は使わないほうがいい。せっかくの無印ユーザーに罰ゲームを与えてどうするのか。大いに不満である。

一方でスパーク達の原作メンバーがパーティにいると、イベントでそれらしいセリフが聞ける。無印でパーン達を使ったのであれば、本作ではスパーク達を使うことが多いだろう。ずいぶんな格差を感じる。

このゲームは無印ほどではないが、何度かエンディングまでいったはず。