「#ロードス島戦記2」カテゴリーアーカイブ

ロードス島戦記2(5)ライデン

レベル1

ミッションは受けずに放っておく。まずは最初の街ライデンの近くをうろついて、レベル上げに専念する。要領は無印と同様。

村の外へ出る。レベル1キャラクターは弱い。できる限り安全に鍛える。野外2D画面において、村は横に2マス。まず1マス下に行く。村に接する2マスを往復して敵を待つ。なにかあっても、すぐに村へ戻れる。

地形によって出くわす敵の傾向が変わる。道路ではシーフが多い。たいして強くない割に金を持っているおいしい敵だ。まれに複数グループのこともあるが、そうでない限りは勝てるだろう。金が手に入ったら装備を買い替える。こまめなセーブもしておく。

道路は比較的安全で、あまり敵は出ない。金より経験値が欲しくなったら、平地などをうろつくといいだろう。ライデンのすぐ近くなら、まだそれほど強い敵はいないようだ。

レベル4

レベル4になった。すこし遠くに行ってみる。市場で金稼ぎのミッションを受けて別の街へ行く。ブレードの街はライデンの東。道なりに進み、途中の三叉路をさらに東へ行くとすぐ。今の時点でミッションはない。新しい街では店売りのアイテムをチェックしておく。お金には余裕があるはずだ。

ドラゴンアイの街はライデンの南。ブレードより遠いが、道を進めば迷うことはない。やはり今の時点でミッションはない。

ロイドの街はライデンから南東方向。まず東へ行く。三叉路を南へ向かう。ロイドにはポイズンがあったので買っておく。強力なマジックアイテムも売っている。寺院では、ミッションらしきものを打診されたが断った。まだ厳しいだろう。

ライデンから離れるほど敵は強くなるようだ。デーモンやコロッサスを見かけたこともあった。避けられたので何事もなかったが、現時点では危険すぎる。運が良かっただけなのか、そういう演出をする仕様なのかは不明。

経験値稼ぎは疲れるが、もうすこしがんばることにする。


EGGでのデフォルト環境は画面が小さい。目が疲れる。そこでフルスクリーンモードを試したところ、異常終了してしまった。2回連続なので偶然ではないようだ。正式な対応OSではないので、あきらめる。


今回は3時間、累計で4時間かかった。

ロードス島戦記2(4)ゲーム開始

無印のセーブデータは使わずにゲームを開始する。使っても使わなくても、有利不利の差はない。使うと無印の(パーン達原作メンバーではない)パーティーメンバーがイベント時に登場する。しかし、筆者はたいへん不快だった。悪いことは言わない。この機能は使わないほうがいい。昔の記憶では、この件の不評はあまり知られていなかったように思う。筆者の心が狭いのだろうか。本作の評判をよく調べていないだけだろうか。それとも原作メンバーを使う人が多くて知られていないだけだろうか。

オープニングは長い。意味のある内容ではあるのだが、ちょっとうんざりした。ただ、ロードス島戦記をほとんど知らないという人は最後まで見ておいたほうがいい。「無印」と違って説明書に地図がついておらず、オープニングぐらいしか当面の位置情報はない。

キャラクターを作成する。高能力値キャラクターが出るまで何度もやり直す。キャンセル後は前回の選択肢がデフォルトになるので、ひたすらENTERキーを押すだけでいい。操作性は無印から改善されている。たいした時間はかからなかった。

名前種族職業STINAGENLUPB
プラムドワーフウォーリアー201315201811
エリディン人間ナイト15913171913
エレン人間プリースト
(マーファ)
131610151615
ティン人間スカウト161818162015
マイラエルフシャーマン121916161319
カリナ人間ウイザード141713141212

職業などはほぼ無印と変わりないが、エリディンはハーフエルフではなく人間にした。「無印」と違って「2」のハーフエルフはナイトになれない。


ゲーム開始。まず市場へ行って装備を整える。説明書にヒントはあるが、武器はアックス系・ソード系・メイス系などに分散したほうがいい。例えばソード系ばかりだと、ソード系ではろくにダメージを与えられない敵に苦戦する。今の時点では金が足りないはずだが、プレートメイル以上の防具もやめておいたほうがいいだろう。マジックアイテムでないと重すぎて使いづらい。話しかけると金稼ぎのミッションがあるが、しばらく放っておく。

冒険者ギルドへ行く。ここでは無料でセーブができるので、こまめにセーブできる。3つのミッションが提示されているが、2つクリアすると残りの1つは受けられなくなってしまったはず。気に入らない仕様だ。今回はリロード技を使って3つとも体験することにしたい。ただ、これもやはりしばらくは放っておく。


ここまでに1時間ぐらいかかった。

ロードス島戦記2(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)無印のユーザーディスクは使わない。
(2)独自のプレイヤーキャラクターを6人作成する。
(3)セーブ・ロードによるやり直しは、自由。回数も数えない。
(4)可能であれば、原作メンバーを痛い目にあわせる。
(5)他の攻略情報は原則として見ない。

説明書10ページには、無印のユーザーディスクがあればいっそう楽しめる、とあるがそれはしない。昔、不快な思いをしたからだ。可能であれば一矢報いて遺恨を晴らしたい。

上記とは別に、うんざりする仕様がある。制作者としては、同じゲームを何度もプレイして欲しいのだろう。それは分かるが、露骨な仕掛けで強要されたくない。「何度も楽しんでほしいので、どちらか片方のイベントしか選べません。」というのは北風政策だと思う。セーブ・ロードによるやり直しで対抗する。

ロードス島戦記2(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのはプロジェクトEGG配信版(パッケージ版ではない)。正式な対応Windowsは古いが、Windows10でも動作した。ただし、保証はない。

オリジナルは1991年ハミングバードソフト製。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。PC-9801VM~DAなどと、PC-286/386に対応。メモリは640KB必要。1MBのFDD×2が必要。640×400ディスプレイが必要。バスマウスに対応。ハードディスクは不要。FM音源に対応。

実機98版(他の実機版も同様だと思う)を手に入れる際は、外箱パッケージ(スパークとリーフが描かれている紙そのものが重要)が付属していることに注意する。未確認だが、フロッピーディスクと説明書だけでは、途中で詰まってしまう可能性もある。

なぜかEGG配信版では外箱パッケージで得られる情報が提供されていない。筆者の場合は実機98版で得られる情報があったので問題はなかった。そうでない場合にどうなるのかは不明。

無印と異なり、戦闘時のディスクアクセスについては当時の一般的なゲームと同様。特別に重いわけではない。

PCエンジン版やWindowsでのリメイク版もあるようだ。(98版との内容の差は不明。)

プロジェクトEGGにはパッケージ版もある。最近OSへの正式な対応を望むなら、こちらのほうがいいだろう。あるいは、しばらく待つというのも手である。保証はできないが近いうちに同じものが配信版に登場するかもしれない。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

ロードス島戦記2(1)ゲームの紹介と昔の話

ポリシーとして最初に書いておく。筆者は本作のある仕様に大きな不満を持っている。このことが記事全体に影響するかもしれない。


「ロードス島戦記2」をやってみる。テーブルトークから派生したRPGでアクション性はない。「ロードス島戦記(無印)」の続編でシステムの基本はほぼ同じ。

細部は変更されている。全体的に無印よりも洗練されているのだが、その分制約を感じる。自由度は一見すると高いように思えるが、実はそうでもない。典型的なよくある続編という印象。

ランダム戦闘は本格版と簡易版を選べるのだが、簡易版を選ぶことはほとんどなかった。リスクと報酬が割に合わない。選択肢の存在する意味がないどころか、強敵に対して操作ミスを誘う罠になってしまっている。

無印からキャラクターを引き継ぐことはできない。ただ、ギムやパーン達以外のプレイヤー独自キャラクターを作成・使用していた場合は、それらのキャラクターを脇役として登場させることができる。しかし、この機能は使わないほうがいい。せっかくの無印ユーザーに罰ゲームを与えてどうするのか。大いに不満である。

一方でスパーク達の原作メンバーがパーティにいると、イベントでそれらしいセリフが聞ける。無印でパーン達を使ったのであれば、本作ではスパーク達を使うことが多いだろう。ずいぶんな格差を感じる。

このゲームは無印ほどではないが、何度かエンディングまでいったはず。