ブルトンレイシナリオ集(17)騎士の誓い

勇者シオンの願い

設定レベルは30。前回のシナリオからレベル32キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

主人公の友人の妹が呪いにかけれらた。呪いを解くべく探索に向かう。突然、謎の声。主人公は異世界に召喚された。召還したシオンはラナンシーに殺されたらしい。かたきを討つように依頼される。ラナンシーは魅力の高い妖女。「ティル・ナ・ノーグ・ダーナの末裔」にも敵や味方として登場する。

マップのうち野外は初期時点で全て見えている。まずは南にある町へ行き探索する。その後は都度お使いを頼まれるので、マップを見て向かえばいい。町以外のイベントポイントもそれらしい地形なので、とまどうことはないだろう。道中の敵は魔法で倒せば楽。東の町で当初使えない店は、ゲームが進行すると使えるようになる。

準備が整ったら鉱山へ行く。入り口は野外にある。鉱山の敵は強いが、これも魔法で倒せばいい。キーアイテムなどが手に入った。鉱山の後はラスボスとの対決。そこそこ魔法が効く。それほど強敵ではなかった。


序盤では、いろいろな要素が詰め込まれ過ぎている。と思ったが、しっかり収束した。イベントポイントが分かりやすいのも好印象。対決前のラスボスのセリフはありきたりだが、まあ許容範囲。本シナリオはよくできている。

「冥土の土産に教えてやろう」というセリフを吐いた敵キャラには、どうしてフラグが立ってしまうのか。物語の作り手は受け手に対して、ある程度は理解できるように種明かしをする必要がある。全てを明示しなくてもよいが、詳細不明が多すぎてはよくない。かと言って、最初からバレバレだったり、不自然な種明かしだったりするのもまずい。そういうもろもろの事情をうまく解決できるのが「冥土の土産に教えてやろう」というセリフ。絶好のタイミングで事情をよく知る人物が、本人にとっては合理的な理由で惜しみなく教えてくれる。作り手にとっては便利。それで多用されるのだろう。

次のシナリオで鑑定して分かったが、途中で手に入る「モーラの灰」には迷宮脱出の効果がある。うまく使えば楽ができるはず。


今回は1時間半でクリアした。

ブルトンレイシナリオ集(16)王宮幻夢夜話

ドラゴン山の三悪人

設定レベルは27。前回のシナリオからレベル26キャラクターを転送した。設定レベルより低い。仲間はゼナとガウェイン。

町から始まる。状況説明はゲーム中にない。とまどうが、説明書を読めばわかる。

主人公は傷を負って動けなくなった。そこに現れたのはドラゴン。しかし、このドラゴンは争いを好まず友好的。平和を好む他の怪物と町で暮らしていた。町には危機が迫っている。ドラゴンのことだから宝を貯め込んでいるだろうと思った人間にねらわれていた。30年以上前のシナリオだが、現在のゲームでも現実世界でもよくある話である。

町には仲間候補の怪物が4体いる。サラマンダーとグリフォンを仲間にした。仲間にしなかったゴーレムとラーゴンにも途中で出番が用意されている。町では武器と防具も手に入った。怪物は普通の装備を使うことはできないが、なくても十分強い。もしかしたら怪物は仲間にしないほうが有利かもしれないが、このまま続行する。

南の町

町を出ると、いきなり戦闘。敵は強い。一撃でかなりの体力をもっていかれた。設定レベルより低いせいだろう。前回マップをうめなかったのは、はしょりすぎた。

魔法で倒す。敵は魔法に抵抗力がなく効きやすい。主人公用の武器と防具も手に入った。

すぐ南に人間の町があり、迷うことなくたどり着ける。怪物が仲間になっている関係で武器屋と道具屋を使うことはできない。宿屋は使える。情報も手に入る。他には、メチル酒が手に入った。ゲームであっても飲みたくはないが。

町の右手奥には強敵がいるので近づかないほうがいい。強いくせに、なにも手に入らない。何度でも復活するので、早期に戦う意味はない。

三悪人

東の水場を探索する。奥に建物があった。ここには中ボスがいる。ボス戦では仲間にしなかった怪物が加勢してくれることもある。せっかくなので補助魔法で支援して、怪物たちに倒してもらう。1番目のキーアイテムを手に入れた。

北を探索する。奥には洞窟がある。ここの敵は魔力を持っていない。したがって、ベセムーラで敵から魔力を補充することができない。なんとか息切れせずに中ボスを倒すことができた。拾ったキーアイテムの名前は明らかに3番目。今回は2番目に探索したが、3番目に後回しとするほうがいいだろう。

南を探索する。やはり奥に中ボス。2番目のキーアイテムを手に入れた。

中ボスは主人公を、怪物に味方する狂った存在とみなしてくる。他者を表面でしか判断できない者は、あわれだ。

ラスボス

人間の町の右手奥へ向かう。うろついている敵は強いので、魔力をおしまずに魔法で倒す。3つのキーアイテムを使うとラスボスの間。

ラスボスがいるだろうことは分かり切っている。あらかじめ、自己強化の補助魔法を使っておくのがいい。ラスボスは見た目に反して手ごわい。油断すると、主人公があわれな存在になってしまう。無事クリアした。

本シナリオは、まずまずよくできている。ただ、ラスボスの間にたどり着くキーアイテムに、工夫のなさを感じる。しらを切っていたラスボスが、手下である三悪人を倒すと開き直って攻撃してくる、という展開だとよかった。


今回は1時間半でクリアした。

ブルトンレイシナリオ集(15)続・宮廷真話

龍伝説 打破の章

設定レベルは24。前回のシナリオからレベル25キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

かつて龍と契約したことで、この地に平和がもたらされた。しかし龍は代償として少女を差し出すことを要求する。主人公は少女に変装して龍の地に向かう。

シナリオタイトルは「続~」とあるが、こちらのほうが本編。前回は町でフラグ立てをするシティアドベンチャーだった。今回は敵地での一般的な冒険になる。


マップは初期時点で一部が見えている。見えていない奥を目指して進む。野外では、「ペフェミ草」・「ルグの巻物」・「紅色の宝石」・「聖書」・「キルの巻物」を見つけた。全部踏破していないので、まだあったかもしれない。門の前では確定で鍵が手に入る。鍵と引き換えに猫探しを依頼されるが気にしなくていい。意識して探さなくても確定イベントで解決する。

ダンジョンでは道案内に従うと近道になる。その後、イベントアイテムを使うと先へ進む道が開ける。ダンジョンでは、「ベセの粉末」を見つけた。ダンジョンを出た先では、杖のイベントを解決した先に別のダンジョンの入口がある。

龍はたいした敵ではない。倒したら、いったん離れて他の場所を探索する。龍のいた場所へ戻ってラスボスと対決。イベントアイテムさえあれば自動的勝利。今回はマップをうめなかったこともあって、短時間でクリアした。

シナリオ集は本編と比べて、あっさりしていてちょうどいい。本編の多くは間延びしすぎていた。シナリオ集は、いい意味で洗練されている。


今回は1時間でクリアした。

ブルトンレイシナリオ集(14)宮廷真話

国王の秘密 探求の章

設定レベルは21。前回のシナリオからレベル23キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

主人公が立ち寄った町の住民は様子がおかしい。ろくに話もしてくれない。主人公は疑問を感じて探索を始める。

広い町を歩き回り、ひたすらフラグ立てをする。何度も周回していくうちに、反応に変化が出てくるはずだ。途中で西に行けという情報がある。これは、町の中の西側ということ。町の外へ出る必要はない。

探索だけでクリア。拍子抜けだった。これ以前のシナリオでどうしてもきついと感じたら、裏技として稼ぐのにも使えるだろう。

一点疑問。ユリアは少女というよりも少年に見える。役者不足だったのだろうか。


今回は1時間でクリアした。

ブルトンレイシナリオ集(13)ある領主の物語

シナリオ集のパワーアップ機能

「~シナリオ集」にはディスクが2枚ある。1枚は追加シナリオ10本。もう1枚はパワーアップディスクで、本編のシステムディスクに組み込んで機能を追加する。

パワーアップによる変更点1。オートマップ機能の追加。つまり、本編単独ではオートマップ機能がない。このことは完全に忘れていた。

変更点2。呪文の追加。けっこう種類が増えている。重要なのは自己強化の補助魔法。これを使えば魔法抵抗の高い敵に対しても優位に戦える。

変更点3。怪物を含む人物グラフィックの変更。より多彩な人物が登場するようになった。なお説明書にあるとおり、セーブに使うユーザーディスクは本編用とシナリオ集用の2枚に分けること。そうでないと不都合が生じる。

とある地方の昔話より

設定レベルは18。前回のシナリオからレベル20キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

領主が失踪した。町で話を聞く。仲間は二人いるが断る。たぶんゲーム進行には関係ない。

西の森へ向かう。途中の敵は経験値なし。最奥部の石碑を読むとディスクアクセス。別の場所へワープする。城へ行って領主失踪の背景を聞く。帰り道は石碑に着く前にディスクアクセス。その時点でワープ前の場所に戻っている。この後は敵を倒した時に経験値が入るようになった。

最初の町近くの城へ向かう。事件発生。濡れ衣を着せられて退散。ボスの待つ城の北西にあるダンジョンへ向かう。

ダンジョン

ダンジョンに入ると、いきなり宝箱。警戒して飛び道具で攻撃する。宝箱は敵ではなかったが、別の透明な敵に当たった。魔法で倒す。

ダンジョンではキーアイテムが三つ手に入る。うち一つを、しかるべき場所で使うと先へ進める。場所のヒントはこのダンジョンの中。

別の一つはダミーで先にあるのは敵のみ。残る一つはリマルカルの魔法を無限に使える。シナリオ集の新魔法で、一晩分の明かりになる。残念ながらキーアイテム扱いで、次のシナリオに持ち越すことはできない。

ボスに遭遇。魔法抵抗があり長期戦になる。今になって気づいたが、自己強化の魔法を使えばよかった。使わなくても危険は感じなかったので、強敵ではない。経験値獲得。経験値を手に入りやすく感じる。

大詰め

シナリオは大詰めだが、まだ行っていない場所が残っている。本シナリオは、ゲーム開始時点でマップの半分ぐらいが見えている状態。なにかありそうなポイントに絞って探索。南の建物へ向かう。これは町で聞いていた盗賊のすみかだった。こらしめて宝を手に入れる。

城へ乗り込む。ここまでくればクリアするのは簡単。黒幕(弱いのでラスボスとは言い難い)は、最後に秘密をしゃべりすぎる。それだけしゃべるなら、聞いている衛兵もグルでないとつじつまが合わない。

町の子供が行方不明になっているのは解決できなかった。仕様なのか、バグなのか、よく探さなかっただけなのかは不明。


本シナリオは、よくできている。注文があるのは、最後の黒幕のセリフと子供の行方不明の件ぐらい。時間がかからないのもいい。


今回は2時間半でクリアした。

ブルトンレイ(12)赤き妖精の花

小エド公国捜査網

設定レベルは15。前回のシナリオからレベル20キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

本編では最後のシナリオ。異色のミステリー仕立て。時代劇のパロディなど、冗談要素も強い。クリアするのは簡単。とにかく町を歩き回ってフラグ立てをこなす。詰まったら酒場に行くと解決することが多い。

注意点1。ブン公の用心棒は強い。一撃食らっただけで主人公の体力が1桁になった。魔法に頼るのがいいだろう。そもそも当面は戦う必要もない。

注意点2。武器屋の品ぞろえは多いが、ろくなものはない。ゲーム進行に必須のキーアイテム以外は、買わないほうがいい。

注意点3。門の向こうを別にすると、町の外を探す必要はない。いちおう冗談イベントがひとつだけある。


冗談要素は強いが、シナリオの筋は通っていて悪くない。経験値を得ることはなかった。

設定レベル15のシナリオは3本。順番は、まず「英雄誕生」をすすめる。「眠れる者の覚醒」と本シナリオはどちらからでもいい。本編最後を冗談シナリオにしたいかどうかで決めるといいだろう。

やる気がでてきたので、追加シナリオの「ブルトン・レイ・シナリオ集」を引き続きやってみる。


今回は1時間でクリアした。

ブルトンレイ(11)英雄誕生

与えられた試練

設定レベルは15。前回のシナリオからレベル20キャラクターを転送した。仲間はゼナとガウェイン。

最初の町は広い。くまなく探せば情報とアイテムが手に入る。武器屋と道具屋もある。町を出たら西を目指す。野外では「皮兜」を見つけた。

情報にあった洞窟でバルダを仲間にする。洞窟にはバルダ用の武器もあるが、町で飛び道具を買ったほうがいい。他には松明もあった。

バルダは西の村へ向かう道中のポイントで道案内をしてくれる。道案内の際はエリアを勝手に離脱してしまう。それでも敵は弱いので不都合はなかった。

建物を発見。まだ西の村ではない。奥には多層構造のダンジョンがある。火弓・斬空剣・火炎斧などを見つけた。地上に出る直前には鍵がある。

西の村

ダンジョンを抜けた先の南東に西の村がある。情報が多いのでメモしておいたほうがいい。

またダンジョン。ちょっとお使い感が強くなってきた。見つけた「ライトスタッフ」は今回主人公にはいい武器。セイレーンに出会ったら、その先へはまだ行かない。別の出口から野外に出る。

北の洞窟でキーアイテムを発見。別の建物では「渇きの剣」をもらう。名前が似ていて混乱するが、「渇きの剣」はキーアイテムではない。

西の村に戻る。武器屋のスタンフォードが仲間になった。演出としては面白いが、武器屋がなくなってしまうのは困る。もらったアイテムを使うと「渇水の剣」を入手。これがキーアイテム。

ボスとの決戦。場所は分かりづらい。西の村の手前にある水場が湖。陸地がくぼんだあたりのエリアでキーアイテムを使うと、水場が陸地に変わる。その先へ進めばいい。強そうな敵だが、あっけなく終わった。

西の村へ戻る。キーアイテムを入手。「精霊の守り」も手に入った。これは魔法防御のルナメデスを無限に使える。残念ながら次のシナリオに持ち越すことはできない。

ラスボス

ラスボスはセイレーンのいる場所を通った先にいる。やはり、あっけなかった。なお、倒した後に離脱してからラスボスのいたエリアに戻ると普通に生きている。

奥へ進むと近道。最初の町へ戻る。「東城門の鍵」は外側からでは使えない。西城門を通ればいいのではあるが、それでは東城門と鍵の存在意義がない。町を巡っておくと、シナリオ背景にかかわるセリフがある。面倒なら飛ばしてもいい。領主の後ろにある倉庫を探して戻るとクリア。なぜかラスボスと同種の敵もいた。セリフがないのでラスボスと同一人物?なのかどうかは不明。


このシナリオの筋は悪くない。ただ、根本的なところで違和感を感じる。たいていのシナリオにおいて、主人公はよそ者の冒険者。このシナリオはそうではなく、明確に国に属している。クリア後に別のシナリオへ旅立ってしまったら、設定に反してしまう。「時の回廊」の後にキリカを連れ去って冒険するようなものだ。

敵は弱かった。設定レベル15に対してレベル20で挑んだので当然。ただしこういう場合、NPC(今回はバルダとスタンフォード)に経験値が入らない。それでも危険は感じなかった。「眠れる者の覚醒」より「英雄誕生」を先にするほうが楽だろう。


今回は3時間でクリアした。

ブルトンレイ(10)再開

再開する。前回のキャラクターは破棄して、最初からやり直した。

魔道士デミトル – 行方不明になった領主の孫娘

最初は前回と別のキャラクターで始めた。気をつけてはいても、やはりレベル1は厳しい。プレイヤーキャラクターが死亡してしまった。

思い直して前回と同じキャラクターでやり直す。今度はゼナが死亡。生命の水が間に合わなかったので、町で洗礼を受けた。これにはわずかだが金が要る。ぎりぎりで足りた。それとも配慮してくれたのだろうか。

レベル2以降は順調にすすんでクリア。

時の回廊 – 水彩の章

トール村の建物にいる強敵の倒し方について、大幅に修正する。泥に偽装した敵は、隣接するまでは偽装を解かない。本作の補助魔法は、自己強化ではなく敵の弱体化が大半。唯一の自己強化は魔法防御の強化。このシナリオ時点で覚えていることはないだろうが、どのみち役には立たない。

ではどうするか。仲間に隣接してもらえばいい。これなら万一の事態でもゲームオーバーにはならない。実際はなんども稼ぎを繰り返したが、なにごともなかった。

最終ダンジョンでは、敵が「ダガー」を落とした。ラスボスは補助魔法で弱体化させてから、キリカに攻撃してもらう。一撃で倒してクリア。

風の伝説 – 一陣の風に愛をのせて.....

前回思ったことを試してみる。「アシュレの森」より前に、「風の伝説」をやってみた。

敵は途中まで歯ごたえがない。実際にはそれなりに強く、一撃で体力の半分以上を失ったこともあった。それでも「アシュレの森」と比べると、それほどでもない気がしてしまう。では「アシュレの森」より前に、「風の伝説」をやったほうが楽なのか。その場合は、飛び道具なしで「風の伝説」をやることになる。ただ、キャラクターによっては有効なのかもしれない。「アシュレの森」より「風の伝説」のほうが経験値を稼ぎやすいというのも、大きなポイントだ。

楽だった。今回主人公は魔法が得意。飛び道具なしでも遠距離から先制攻撃できる。危なげなくクリア。


危なげはなかったが、おかしな点をいくつか見つけた。カイラムという人物がいる建物の前の町扱いのエリアに、敵のワーベアーが侵入してきた。

宿屋を別にすると、建物エリアで休息することはできない。なので、町扱いのエリアで休息するのは有効な技。昔からずっと使ってきた。カイラムは敵ではないので本来なら安全に休息できるはず。バグだと思う。こういう事態は記憶にないのだが、忘れてしまっただけだろうか。


賊を1回目に倒した時は、アイテムと経験値が手に入らなかった。別の場所でイベントを済ませて再訪したところ、賊が復活。今度はアイテムと経験値が手に入った。

ダンジョンの先へ進めないことがあった。いったん戻るとダンジョンの踏破済みエリアで敵に遭遇。キーアイテムを入手した。なぜ最初に通った時は手に入らなかったのだろうか。見落としただけだろうか。

アシュレの森 – レルを探して...

設定レベルは10。先に「風の伝説」をやっているので、開始時のキャラクターレベル15ある。前半は楽だった。経験値はほとんど入らないので、後半では敵の強さが追いついてくる。それでも油断しなかったこともあり、死亡なしでクリアできた。

今回は「妖魔の鈴」と「隼の剣」を両方見つけることができた。残念ながら、持ちきれない武器を捨てたのは変わらず。

眠れる者の覚醒 – 魔術師アランと眠れる者の戦い

野外の敵が「光り石」を落とした。これは高額で売れる。どの敵なのかは、ある宿屋のNPCに何度も話しかけていれば情報をくれる。効果は不明。お金に余裕ができたら鑑定したい。同じ敵は「黒い指輪」も落とした。

別の敵は「ファイヤーボウ」を落とした。サイズはL。前回1つしかなかった「木の棒」は、2回見つけた。片方の使用回数は9。もう片方は無限。どちらも効果は不明。

地下の村へ向かうダンジョンの敵は、「ラージアックス」・「トロールクラブ」を落とした。普通に店で買える装備だが、「疾風の盾」はマホウの防御効果がある。

ようやく地下の町にたどり着いた。勝手に開けるなと言われた宝箱は開けたかったがやめておく。気弱になってしまった。

余計なことを言うNPCには接触せずに宝箱を開ける。中身は「聖なる鎧」。いい効果を持っているが、サイズはM。ゼナの装備にする。地下以降では他に、「混沌の指輪」・「ハルバード」・「金剛石の楯」を見つけた。

ラスボスに会うと元のエリアには戻ることができなくなる。今回は未踏エリアが残ってしまった。ラスボスは建物エリアにいる。すべて踏破したいなら、建物に踏み込む前にはセーブしてやり直しができるようにするとよい。

今回は油断しなかったこともあり、死亡なしでクリアできた。ただ、NPCのアランは一撃でシーラ神に倒されてしまった。呪文より先にイベントアイテムを使ったほうがよかったのだろうか。


再開してから22時間かかった。

ルナドン開かれた前途(13)破滅クリア

世界のバランス

あるダンジョンの最深部にたどり着くと世界を滅ぼすことができる。そのダンジョンは条件を満たさないと現れない。世界のバランスを混沌と悪の限界まで傾ける必要がある。

今回開始時のバランスは、秩序と善が最大だった。今のシャラバ・混沌と日出・悪の拠点は、それぞれの首都しか残っていない。おそらくバランスは秩序と善が最大のまま。

バランスを変える基本は寺院での寄付。所属する国の属性に傾く。いきなりひっくり返ることはないので、一つの寺院に毎月1万寄付するぐらいでいい。時間はかかるが、いったん傾き始めればシャラバと日出の拠点がゆっくりと増えていく。


以下は昔の記憶および今回のプレイによる推測。以下の方針も、混沌と悪に作用するはず。すくなくとも秩序と善に傾くことはないので、試す価値はあるだろう。ただし、いくつかは無関係かもしれない。

  • 暗殺・強盗などの悪系依頼をこなす。
  • 退治などの善系依頼はこなさない。
  • 拠点にいる冒険者を依頼とかかわりなく殺しまくる。ただし、性格が悪に傾いている冒険者はできれば見逃す。

他の冒険者をまともに相手取るのは危険。武器攻撃はまだましだが、呪文を食らうと致命傷になりかねない。しかし本作の呪文はアイテム扱い。アイテムを盗んでしまえば呪文を封じることができる。

性格が混沌と悪に傾いている場合、敵の呪文で危険なのはサンダークリスタル・ライトニングクリスタル・チャームタロット・制裁札(による攻撃を受けた記憶はないが入れておく)・不動の勾玉。盗みに失敗したら、いったん逃げる。しつこく繰り返せば必ず盗める。対象の仲間の分も忘れない。だれが仲間なのかは、事前に話しかけておけば見当がつく。

気にするのであれば、指名手配されずに暗殺をこなす方法もある。暗殺依頼の対象者は護衛依頼を出しているはず。つまり、パーティーに加えることができる。そうなれば思いのまま。例えば、ダンジョンの適当な敵に背を見せて待てばいい。護衛依頼が時間切れになったら死体を捨てて終了。もし死亡者を復活させる呪文をロシュフォーンで買っておけば、暗殺と護衛の両方をこなすことも可能。本作は自由度が高いので、いろいろな技を見つけることができる。

寺院へ行く。蘇生には「霊芝草」というアイテムが必要、と言われる。ところが、情報屋に聞いてもそんなアイテムはどこにもない。「霊芝草」の表示は字が小さく、筆者が見間違えている可能性もある。

たぶん、救出対象は仲間と判定されないのだろう。「霊芝草」が出現しないのも、そのせいかもしれない。バグだと思う。

「霊芝草」に相当するアイテムは、シャラバでは「オシリスストーン」。これなら字が小さくても見える。護衛対象が死亡しても、やはり出現しなかった。見間違えではなかったようだ。

破滅ダンジョン

シャラバと日出の拠点が増えてきた。ペースは遅い。最大に拡張するまでには時間がかかりそうだ。念のため情報屋で目的のダンジョンを探してみる。まず、「ネクロマンサー」という人物。これはいなかった。次に「破壊」というダンジョン。これは普通のダンジョンだった。

「破滅」のダンジョンを探す。あった。シャラバと日出の拠点が拡張しきるまで待つ必要はなかった。混沌と悪に傾く勢いが最大であればいいようだ。


敵は多くないが、最強レベル。今回一連では見たことのないドラゴンなどがうろついている。単体の敵であればチャームタロットを使ってもいいが、別に勝つ必要はない。目的は最奥部へ進むこと。基本的には逃げて避ける。

単純な一本道ではないが、複雑ではない。30分かからずに最深部へたどり着いた。世界を破滅させて終了。あまり感慨なし。もう本作は十分だろう。

なお、破滅クリアの後でもセーブデータは残る。ロードして続けることも可能なことを確認した。また、「破滅」ダンジョンではダンジョンの音楽が鳴らなかった。WindowsXP以前での動作は思い出せない。仕様なのかバグなのかは不明。


今回は6時間半、累計で20時間半かかった。2021年2月からのトータルでは52時間かかった。これでゲームクリアとする。

ルナドン開かれた前途(12)能力値100

妖精装備を手に入れたので退治依頼に力を入れる。退治依頼がない時は訓練をして待てばいい。ただ、同じことをしていると飽きてくる。他の依頼にも手を出してみた。

強盗依頼やアイテムを探す探索依頼は、運が良ければ楽にこなせる。店売りのアイテムを買って渡すだけ。この本来であればまれな状況は、意図的に作り出すこともできる。例えば道具屋にイベントアイテムが売っているのを見かけたら、すかさず買って武器屋などに売る。すこしお金を損するが、投資だと思えばいい。コツコツ続けているとイベントアイテムが貯まってくる。

一見すると面倒な探索依頼もある。対象アイテムが世界に複数ある場合、情報屋はそのうち一つしか教えてくれない。他の冒険者が持っていると答えられるとやっかい。盗むしかないように思える。しかし、実は依頼内容にダンジョン名が書いてある。そこを探せばあるはずだ。

救出依頼も受けてみた。ここでやばい敵に遭遇。ゴースト系の戦闘画面では金色の敵は危険。麻痺の呪文と秩序の単体攻撃呪文を使ってくる。昔、何度も苦汁を飲まされた。

敵は3体いて、運良く最初の一撃で1体倒すことができた。麻痺させられたが、これは時間経過で解ける。今回は秩序の呪文抵抗力が高い状態だったこともあり、倒される前に逃げることができた。

再度挑戦する。敵の数が減っているので有利。倒すことができた。このやり方は有効だが、それでも危険なギャンブル。救出と探索は原則として受けないことにする。

能力値100

敏捷の値が90になった。筋力・知性・敏捷は90で打ち止め。さらに上げるためにはロックを解かなければならない。まず「イモータル」というNPCを探す。拠点としている鉱山都市にいた。「敏捷の迷宮」に挑めと言われる。ところが情報屋で聞いてもそういうダンジョンはない。「敏捷」で探すと存在した。部分一致でも可能なことは初めて知った。たぶん、昔は攻略本に頼ったので気づけなかったのだろう。

本作のオートマップは一般的な仕様。たいていのダンジョンは原則として、まだ踏破していない場所はマップに表示されない。「敏捷」ダンジョンは例外。ある区画に入ると、その区画のかなり先までマップに表示される。ところがこの親切は、実は罠。区画の9割は表示されても、1割が表示されないこともある。その表示されない1割に最奥部につながる階段が隠されている。このことに気づければ楽なダンジョン。戦闘の必要はほとんどない。最奥部の祭壇のようなものにたどり着いたら、即ダンジョンを出られる。

再びイモータルに会う。これでロックが解ける。経験値が貯まるようになり、能力値を100まで伸ばすことができた。


筋力の値が90になった。敏捷と同様に迷宮へ挑む。「筋力」ダンジョンは敏捷と反対。迷路は単純で迷うことはない。代わりに戦闘は多く強力な敵もいる。しかし、チャームタロットがあれば勝てる。

「知性」ダンジョンに挑むのは見送った。ゴースト系のやばい敵がいることは分かっている。知性は90でも100でも大差ない。リスクに見合わないと判断した。もし挑むのであれば、性格を秩序に傾けて、さらに秩序の魔法防御も強化することをすすめる。確実性を求めるなら、達人からもらえるアイテムも役に立つ。

英雄イベント

鉱山都市で正義の英雄になった。特定の拠点で正義系の依頼をこなし続けていると、そのうちになれる。効率がいいのは、やはり退治依頼。報酬は特にない。メッセージとグラフィックと音楽がすこしあるだけ。

そろそろ世界を滅ぼす準備を始める。


今回は7時間、累計で14時間かかった。

レトロゲームの思い出と攻略